左右の足のサイズが異なる場合、別々に購入しないといけないですが、なかなか別に売ってくれるお店はありません。しかし補装具用の靴は補装具を付けている側が1~2センチ大きくなるのが前提なので左右別々に購入できます。そんな私の実例をご紹介します。
今年最初のお買い物
補装具専用の靴
新年最初のお買い物はスニーカーでした。
私は左の上肢と下肢に麻痺があります。
麻痺の原因は1999年に発病した脳内出血の後遺障害です。
なので歩行するためには短下肢装具という補装具を付けます。左の写真のようなプラスチックの補装具です。またこの補装具のメンテナンスとか装着する上での皮膚トラブルなどもいろいろあるのですがそれはまた改めて書きたいと思います。
補装具を付けるとその分の厚みがあるので靴のサイズも変わってきます。私は23cmなんですが左のみ24cmを履かなければなりません。
スリップ防止の安全のため室内でも上履きとしてスニーカーを履いています。
左右のサイズが異なるため普通の靴屋さんでは購入できません。
それに補装具がある方の足は補装具の部品やらで靴を履きにくくなっていますから補装具を付けることを前提として設計されている専門の靴が必要になります。
大手メーカーのMoonStarさんもリハビリシューズを取り扱っていて、病院の技師装具科を通じて購入もできますが、自分で調べた末に見つけたサス・プランニングさんという会社のサスウォークシリーズが一番気に入っています。
2年に一度のペースで買い換え
こちらの会社の製品だと、左右別々サイズで購入することもできますし、補装具がある方の足側は少し幅が広めになっていたりという工夫が施されているので購入の時にどちらが補装具を使っている側なのかを申告して購入します。私はまだ利用した事ないですが部分的な補強などもしていただけるそうです。私は大体2年程度で新しく買い替えています。
以前主人のスニーカーを履いて試してみたことがあるのですが、やはり普通の靴なので例え24cm以上のサイズでも補装具がある側は横幅が窮屈な感じがしたり足入れがうまくできなかったりということになります。なので補装具対応靴専門メーカーさんがあるのは本当にありがたいです。
サス・プランニングさん公式サイトの写真ではキッズ用となっていますがラインナップが24センチまでなので23センチの私には十分間に合うのです。
今回は白を購入しましたが、今まで、白→ブルー→ピンク→白と購入し、約2年に一度のペースで買い替えるためそのたびに型番や申し込み方法を忘れてしまって一から最初の問い合わせから入るんですが担当者様がいつも過去の購入履歴を調べてくださって丁寧に教えてくださるので感謝しています。
こちらのピンクの方は外履き用として持っています。
快適インソール
右足の中だけオレンジ色になっているのはイグサのインソールを敷いているためです。このいぐさインソールは楽天市場で購入しました。その名もイグサワールドというショップです。伝統的柄のゴザやラグもたくさんあって素敵なショップです。夏になって素足で履く場合もイグサのさらっとした感触があるのでべたつかずに気持ちいいのです。
元々こんな中敷きが入っていますがやや厚みがあって補装具側の靴の内側の容積が小さくなるので私は外しています。
その代わり右足側 だけにイグサの中敷きを敷いています。
他のタイプの補装具にも対応
私のプラスチック補装具はシューホンブレイズという種類でプラスチック製ですが、サス・プランニングさんは金属支柱のついた装具や足底版にも対応するシューズを取り扱われているそうです。
SLBという両側金属支柱付皮素材の装具に履くタイプのシューズもあるとのことですので子供さんだけでなく大人用のサイズも確認しました。
装具をお使いで対応する靴が見つからずお困りの方はサスプランニングさんにお問い合わせなさってはいかがでしょうか。
楽天市場にも出店なさっておられるので楽天市場経由でお買い物されればポイントもたまってお得ですよね。
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