
うつ症状、うつ病チェック
ストレスの多い現代社会ではうつ病かもしれない、うつなのかな?と悩んでいる人が多いのでしょうね少し検索しただけでたくさんの参考になるうつ病セルフ診断やチェックシートが見つかりました。私も利用させていただいたので参考までに使いやすかったサイトをご紹介しますね。
簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J)でチェックするだけで分かるので使いやすかったです。
- 新宿ストレスクリニックさんの
「うつ病の診断チェック」
こちらも30秒ほどで簡単チェックが可能です。おすすめです
これが今回のうつ症状発症の前兆といえば前兆かな
お盆過ぎ頃から妙にイライラして主人に八つ当たりしたりテレビ番組に対して勝手に文句を言ったりしてました。
つかみどころのない不安感といたたまれない感覚が常にあり、仕事をしていてもどこか落ち着かないという感じでした。
それと頭の回転が普段より悪いという感覚がありました。ピンとくるひらめきがないというか
アイディアが浮かばないというイメージです。うつ病体験者の他の方のブログを見たりメンタルクリニックの解説を見ても症状の一つとして頭が働かないというのがあげられていたのでやはりあてはまるようですね。
過去のうつ病体験
うつ病になった体験は今までに二回あります。
最初は20代のころ、最初の結婚相手の親とうまくいかず
ストレスを抱えてしまって発症しました。
当時はまだうつ病という言葉もポピュラーではなく、心身症という言葉が流行していました。1982年2月、日本航空350便墜落事故として知られる事故があり、当時神経症でメンタル面に問題があったK機長が妄想に駆られてエンジンを逆噴射させ機体を羽田沖に墜落させてしまった事故があったことから「心身症」という呼び名をよく聞くようになりました。私も当時お勤めしていた会社を約1か月休んで精密検査を兼ねて入院したため、他の社員たちから「心身症」じゃない?と陰口を聞かれていたのは後で知りました。せっかく入院したのだからともともと弱くてすぐに高熱を出す原因にもなっていた扁桃腺の切除を耳鼻科に転院して受ける事となり、手術を受けた後は一応何らかの医療行為を受けたのだからと診断書を手に会社に復職したもののどうも仕事が上手くできず、当時の結婚相手の親が役員をしていたこともあって居づらくなってしまい、離婚したと同時に退職しました。
離婚もして職も失うというダブルパンチに見舞われたにもかかわらずストレスの根源だった結婚相手とその親と縁が切れたためかその後自然にうつ状態は改善していきました。
二回目のうつ病発症は脳出血後
二回目は脳出血を発病して入院治療していた病院で症状が現れました。
最初に入院していた長崎の病院から実家に戻る決断をして
九州労災病院に3か月ほど入院してリハビリ治療を受けていましたが
こちらは急性期の患者を受け入れる病院という原則があり
転院を勧められ大分の有名な温泉地湯布院の
厚生年金病院に転院したのです。
自然に囲まれた素晴らしいロケーションにある病院で
温泉が引いてあるため週二回の入浴もリハビリの一環として
行われる運動浴も温泉でさせてもらえるのが
リハビリ効果が高まったのだろうと思います。
しかし、山深い場所にあったので朝は真っ白に霧が立ち込めて
視界0なのです。その何も見えない閉塞感で神経を病んで
「帰らせろー」などと大声を出している人もいました。
息詰まる環境下で私も次第に抑うつ状態になっていきました。
ドクターのお話では、急にこのように身体障害を抱える事に
なった人はショックでまずパニック状態になり、次に悲しみに
沈んでしまう愁嘆期が訪れ、そして抑うつ状態にと変化して行くという事でした。
まさにそのタイミングで閉ざされた環境下に置かれることに
なったためうつ状態になってしまったんでしょうねと理解してくださって
投薬治療をしていただき、退院時には改善していました。
遺伝的要素も?
母も大病をした後にしばらくうつ病を患っていました。なにもやる気が起きずに臥せっていて当時高校生くらいだった私は食事の支度など自分でやっていました。うつ病にかかりやすい体質や遺伝的傾向もあるのかなと思って調べたところ、やはりうつ病は遺伝しやすいというか発症に
遺伝子が関与している可能性高いという研究結果があるそうです。
特に躁うつ病(双極性障害)がより可能性が高いと考えられているそうです。
しかし遺伝的要素だけで決まるとはいいがたく生活環境なども発症に大きく関連しているという事でした。
ところで、鬱という漢字は難しく覚えにくいですね。ちょっとペイントで鬱の字を拡大してみましたがやはり難しいです。覚えるとしたら、「林の間に缶をかいてワカンムリの下に
ウケバコを書きその中に米印のさらに下にヒ、右側にサンヅクリ」となりますね。
高校の頃に現代国語で詩人佐藤春夫の「田園の憂鬱」が教材に取り上げられた時、
鬱の字を見て気が遠くなるような気がしたものです。今もって調べないとわからないと
いうのはそのとき覚えそこなっていたようですね(笑)
今回幸いだったこと
今回のうつ発病にあたって前回、前々回と比較して良かったなと感じたことは今の夫が双極性障害持ちだという点です。二人とも病気で大丈夫なんですかとご心配してくださる方もあると思いますが、幸い今現在夫の症状は落ち着いて安定しています。いち早く私の異常に気付いてくれて何も悪くないんだからゆっくり休みなさいと言ってくれるのは本当にありがたいと感謝しています。
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